デザイン部

デザイナー
- デザイン設計の仕事を始めたきっかけは?
- 小さい頃から、人の家を見るのが大好きでした。友だちの家に遊びに行っては、間取りを想像したり、「この部屋は誰が使ってるのかな?」と勝手にワクワクしていたのを今でも覚えています。建築中の家を眺めるのも好きで、「どんな風に仕上がるんだろう?」と想像を巡らせるのが、私なりの遊びでした。
そんな幼少期の興味がずっと続き、高校の進路選択では迷わず建築とインテリアを学べる大学へ。学びを深めるほどに「やっぱり“家”が好きなんだ」と実感し、“誰かの暮らし”を豊かにする設計を仕事にしたいと思うようになりました。今は、設計を通じて「一生モノの家」を一緒に考えるパートナーでありたいと日々取り組んでいます。 - 「良いデザイン」とは、あなたにとってどんなものですか?
- 「なんだか、ここ落ち着くね」と自然に感じられる空間。それが、私の考える“良いデザイン”です。見た目の美しさだけではなく、素材の質感や光の入り方、空間のバランス、色のトーンなど、さまざまな要素が調和して“居心地の良さ”をつくり出しているとき、その空間にはちゃんと「心地よさ」が宿っていると感じます。
直感的に「ここに長くいたいな」と思える空間って、不思議と安心できるんですよね。家族が心からリラックスできて、「帰ってきたらホッとする」そんな感覚をもたらす家づくりを、日々目指しています。 - 普段どんなものからインスピレーションを得ていますか?
- 最新の建築雑誌や有名な建築家の作品も刺激になりますが、最近はInstagramで発信されている「暮らしのリアル」から学ぶことも多いです。住んでいる方の視点や生活感が感じられる投稿って、設計者の視点だけでは気づけない発見がたくさんあります。
同じ“家”でもライフスタイルによって見え方は全然違うので、設計に携わる立場としても、自分の感性や視野を日々アップデートしていくことを大切にしています。
生活者の目線に寄り添いながら、「その人らしい暮らし」のヒントを探し続けています。 - 理想の住まいとは?
- 私が考える理想の住まいは、“心と体が自然にほぐれる場所”。外では頑張っている毎日でも、家に帰れば自然と深呼吸できて、自分らしくいられる。そんな空間が理想です。
見た目のデザインだけでなく、動線や収納、環境配慮など、暮らしやすさや心地よさを感じられる設計であること。そして、ご家族のライフスタイルに寄り添ったカスタマイズができることが大切だと思っています。
「ただ住む場所」ではなく、「毎日を豊かにする場所」。一人ひとりにとっての“居心地の良さ”を一緒に探しながら、心からリラックスできる空間をつくっていきたいです。 - 休日の過ごし方や趣味を教えてください
- 休日は、わが家の小さな“怪獣(息子)”と一緒に公園巡り。元気いっぱいの彼についてまわりながら、いかに体力を消耗させて早く寝てもらうか…が、我が家の密かなミッションです(笑)。
ひとりの時間が持てた日には、プチ断捨離で気分転換。いらないモノを手放して部屋が整うと、自然と心もスッキリして、新しいアイデアも湧いてきます。
母として、そして設計士として、毎日がバタバタの連続ですが、そんな“暮らしのリアル”を日々実感しているからこそ、実際の生活に寄り添った家づくりをお客様にもご提案していきたいと感じています。